鶴は千年
2016年 07月 23日
先日の連休に東京からお客様が来釧しました。
お客様のお名前は木野親之先生、松下幸之助翁にお仕えされた名士です。
東京は気温32℃釧路は17℃です。天然のクーラーが効いています。この涼しさに超感激頂きました。
先生は御年90歳。羽田から釧路空港までお1人旅です。90歳は卒寿といいます。私は60歳で還暦、
70歳が古稀。80歳は傘寿です。開口一番、「寿命を卒業する歳になりました。」と笑みを浮かべて
おっしゃっておりましてがとてもお元気で、矍鑠として2時間立放しでご講演をされていらっしゃい
ました。講演の翌日 鶴がご覧になりたいと鶴居村まで野生の鶴を見に行きました。
居ました、家族で親鳥がつがいで2羽 子供が2羽です。
先生は大変喜ばれ、「これまた10年長生きできる元気を頂きました」とおっしゃっていました。
鶴は千年、亀は万年と言いますが。鶴は目出度い瑞祥です。夫婦とても仲が良く一生つがいで過ごし
ます。でも子育てはとても厳しいんです。1年と2か月で無理やり親離れさせます。それは厳しく嘴
突いて巣から追い出します。これからは自分1人で生きていきなさいということです。
数日前からはエサも与えないそうです。生きていける力をつけさせる為にです。
正に「大善は非情に似たり」です。
親子関係が考えさせられる昨今、我々の人間社会も見習う点が多いですね。