鏡もち
2018年 12月 15日
もう幾つ寝るとお正月♩~♬🎵 お正月と言えば鏡餅(お供え)ですね。
今日はお供えの話です。
そもそも何故、正月にはお供えを神棚に供えるのでしょう?
その由来は今年も五穀豊穣、無病息災、家内安全、一家が幸福でありますようにと歳神様をお迎えする「依り代」だそうです。
神様の御霊が宿るところが鏡餅です。
鏡餅は歳神様の魂の象徴なのです。
鏡開きには神様の魂を頂き元気を頂く(歳をとる)という意味です。
歳神様の御魂のおすそ分けでお年玉の由来です。
丸いお餅は「円満」を、2つ重ねるのは「かさねがさね」即ち 「円満に年を重ねる」と言う意味です。

28日は末広がりの八で縁起が良い。
29日は9が苦に繋がりこれも苦餅と言って避けられます。
最近は29(ふく=福)でよいという説もあります。
大晦日は俗に一夜飾りで良くないと言われ避けた方が良いでしょう。
一緒に供えるみかん(橙々だいだい)は代々家が栄えるように、
海老は不老長寿、昆布は喜(よろこんぶ)四方紅は四方八方災いを払って繁栄を祈願する意です。
日本には古来より正月、お盆、端午や桃の節句、節分の豆まきなど良い風習、行事があります。夫々しっかり意味があるのですね。
ゆく年を感謝の心で振返り、来る年に希望を馳せましょう。
今年も皆様には本当にお世話になりまして有難うございました。
心より感謝申し上げます。
良いお年をお迎えください。