皆様、おはようございます! 工場長の大沼です。
今回は毎日食べるお米を適切に保存し、できるだけ味を落とさずに美味しく召し上がって頂く為に、
お米の保存方法について説明いたしたいと思います。
お米を保存する上で最も重要なのは、温度と湿度です。
お米もお野菜と同様に保存方法が悪いとドンドン劣化していきます。
鮮度を維持するには、温度が15℃以下、湿度が70%前後の条件で保存する必要があります。
気温が20℃以上、湿度も高くなると(ムシムシ、ジメジメ)お米に虫が沸いたり、カビが発生したりします。
なのでお米を保存する時は、湿度が低く、温度は10~15℃で直射日光をさけることができる
場所に置くと良いと思います。 お米を保存する時の温度が10℃下がると劣化していく速度が
2分に1になると言われています。そのため冷蔵庫で保存すると鮮度が2倍近く長く保つことが
できおススメの場所と言われています。
お米が劣化してくると、アミラーゼと言うデンプンを分解する酸素の働きが弱くなり、
お米の甘みが少なくなり、またデンプンがうまく分解されないので、お米が固くなってしまい
味や品質の低下につながります。(お米を買って、最初は美味しかったけど、最後のほうは美味しくなかった・
袋の上の方のお米は美味しかったけど、下の方に行くにつれて美味しくない、ぼそぼそする。などと
言った経験はないでしょうか? お米は肉や野菜と違って、見た目ではなかなか劣化の状態を見極めるのは
難しいです。暖かい季節は特にお米の保管は大切です。