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コメ政策

コメ政策 

弊社にも待望の新米が入荷致しました。

稲刈りの最盛期は920日過ぎですから今年も例年並みです。

収量も今のところ平年作と言われています。

しかし残念なことは若干ですがお米の値段が生産者段階で値上りしていることです。

値上がりは5年連続です。米は軽減税率が適用され実質価格は据え置きになったもののこれでは軽減税の効果は相殺されてしまいます。それでなくても、お米は消費が毎年2%づつ減っています。一方、供給は過剰でしたので昨年まで生産調整(減反)を強いていました。余っているのに価格は5年連続の値上がりです。史上最低価格の5年前平成26年産米と比べると令和元年産は約50%以上の値上りです。

米が余っているので補助金(私達の血税)を出してまで減反をさせておいて、消費者は高い米を食べさせられている。しまいには米が余るので飼料米として牛や豚等の家畜に米を食べさせ、これも飼料の内外格差を税金で埋め国民は高い米を食べさせられている現実。

今年は政府の回転備蓄米(態々1年備蓄して古米として売却する)を高く生産者から買い上げる政策をとっている。こんな無駄なこと,勿体ないことがまかり通っていることを多くの国民は知りません。弊社も5年連続の原料米の値上がりを価格転嫁できず厳しい経営を余儀なくされています。国の農業政策は全くビジョンがなく、場当たり主義で情けなくなります。農家の皆さんは手取りが増える方向で歓迎でしょう。しかしこれも長くは続きません。上がったものは必ず下がるのです。この時の反動は大きいでしょう。補助金に頼った産業は自力再生の力を削がれ大きなツケが回ってくるでしょう。本来は技術革新や経営努力によって生産性を上げ所得を高めなくてはなりませんが今の政策は掴み金で目先翻弄して結局は日本の農業を弱くする結果になりかねません。その付けは誰が払っているかと言うと消費者が牛や豚にお米を食べさせる為に税金を支払い,挙句の果てに5年連続値上がりした高い米を食べているのです。税金の2重取りです。

米屋自らがこんな業界の恥部をサラス様なことはご法度かもしれませんがこのままだと米を作る農家さんも減り農業後継者は育たず、(米作り農家さんの平均年齢は75歳)田んぼは荒廃し強いては食糧の自給率も下がり、米は外国から買った方が経済合理性に適うとなるでしょう。私も経営者の端くれです。評論家ではありません。糧道だけは安定供給と言う使命を果たすためにも確保していくつもりです。遠くない将来、弊社も農業に参入するつもりです。


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by komeshin | 2019-09-15 16:40 | 2019年9月 | Trackback | Comments(0)
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