皆様、おはようございます! 工場の大沼です。
「こめ(米)」という言葉の語源は様々な説がありますがいくつかご紹介します。
1・「込める・籠める」と言う意味から
古来より日本人にとってお米は非常に大切な穀物でした。そのため様々な儀式や祭礼に使われていました。
そのため、お米とは何か神聖なもの・神秘的な力が「こめられた」存在であり、そこから転じて
「こめ」と呼ばれるようになったと言われています。
2・「小さな実」という意味から
お米は稲の実であり、その「小さな実」を指す「こみ(小実)」「こめ(小目)」という
言葉から転じて「こめ」になったと考えられています。
また「米」という漢字の語源は・・・元々は稲穂を表す象形文字だと考えられています。
1本の横線の周りに6本の短い縦線が囲むように書かれていて、横向きになった稲の穂先を表現していたので
そこから徐々に変化して今の「米」という形になったと言われています。また、
「米」という字を分解すると「八」・「十」・「八」と分けることができます。
つまり「八十八」。このことからお米作りには、八十八もの手順や手間がかかると言われて来ました。
昔に比べると農機具や肥料の進歩により農家さんの負担は軽減されてきているとはいえ
まだまだ大変な作業も多くあると思います。 様々な工夫や手間があってこそ日本人は
おいしいお米を食べているという事はとっても有難いことなのかもしれません。